ハードディスクの健康状態をチェックする CrystalDiskInfo〜CrystalDiskInfoの使い方

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CDI CrystalDiscInfo

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CrystalDiskInfo公式ページ

CrystalDiskInfoダウンロード

パソコンで使用しているパーツの中でも、経年劣化が激しく、しかも厄介なのがハードディスク。
CPUが破損しても、メモリに不具合が出てもパーツを交換するだけで事足りるが、ハードディスクはデータが保存されているだけに交換だけでは済まされない。
ハードディスクはそろそろバックアップをとろうかと、思った矢先にクラッシュする。

このような悲劇を起こさぬよう、ハードディスクにはS.M.A.R.T(スマート)と呼ばれる自己診断機能が搭載されている。
S.M.A.R.TはSelf-Monitoring, Analysis and Reporting Technologyの略称で、各ベンダーが独自で「しきい値」という正常と異常の境界を定め、そのしきい値を超えるとハードディスクに劣化が生じている と判断され、バックアップとハードディスクの交換の警告を発する。

重病ほど早期発見が大切なように、ハードディスクの劣化は早期発見に越したことはない。
S.M.R.A.Tにより異常が確認された場合、BIOS起動時にその情報を表示する場合もあるが、多くはS.M.A.R.Tの情報を参照しなければ異常を発見できない。
CrystalDiskInfは国産のソフトで、S.M.A.R.Tに対応したハードディスクの診断ツール。分かり易いインターフェイスのため、小難しい事が分からなくても、起動するだけでハードディスクの状態を確認できる、手軽で優れたアプリケーションである。

パソコンのメンテナンスについてはこちらを参照


square インストール

ベクターや窓の杜からもCrystalDiskInfoはダウンロードできるが、タイミングによっては旧版の可能性があるようなので、最新版は本家サイトからダウンロードした方が良い。

Windows7にも対応済み

CrystalDiskInfo1
ダウンロード

CrystalDiskInfoのダウンロードページから、左図赤枠部分の「インストーラー版」をクリックしてダウンロードする。

CrystalDiskInfo2
セットアップ

ダウンロードしたインストーラーを起動すると、セキュリティ警告がでるので「実行」。

CrystalDiskInfoのセットアップウイザードが開始するので「次へ」。

CrystalDiskInfo3

使用許諾書に「同意」」して「次へ」。

インストール先の指定画面になるので、インストール先を変更する場合は指定する。

デフォルトはCドライブのProgramFilesフォルダ。

CrystalDiskInfo4

プログラムグループはデフォルトのままでOk。
「次へ」。

CrystalDiskInfo5

追加タスクは好みで選択。

「Yahooツールバー」やキングソフトのアプリケーションがインストールされるので、不必要な場合はチェックを外しておく。

「次へ」で確認画面になり、「インストール」をクリックして実行する。

CrystalDiskInfo6

これでセットアップが完了。

「CrystalDiskInfoを実行する」にチェックが入った状態で完了をクリックすると、CrystalDiskInfoが起動する。


square 使用方法

CrystalDiskInfoの使用方法は起動するだけで、後は表示された情報を読み取らなければならない。

CrystalDiskInfo9
ハードディスクの健康状態

CrystalDiskInfoは起動するとS.M.A.R.Tの情報を読み込み、「代替処理済セクタ数」「代替保留中のセクタ数」「回復不可能セクタ数」の3項目から、ハードディスクの健康状態を判定している。

簡単な見方は「健康状態」と「温度」。
健康状態は前述の3項目から判定されているため、「注意」と表示されたら劣化を疑って良い。
温度は45℃未満が目安だが、急激な温度変化がある場合は注意が必要。

CrystalDiskInfo10

複数のハードディスクを使用している場合は、左図赤枠部分のように各ドライブ毎に健康状態と温度が表示され、クリックすると対象ドライブの詳細情報が表示される。

ハードディスクをパーティションで区分けしている場合は、左図の赤枠部分左端のように「C:D:E:」といった表示になる。このドライブは3つのパーティションに区切られている。

CrystalDiskInfo7
重要な項目

CrystalDiskInfo で表示されるS.M.A.R.T情報で最も重要と思われる項目。

01-リードエラーレート
データを読み込む前に発生したエラーの割合。この数値が悪いとハードディスク内に異常がある可能性が高い。ただ、すぐに使用不能になるわけではない。

05-代替処理済セクタ数
不良セクタにより、再度割り当てされたセクタ数。

07-シークエラーレート
磁気ヘッドの消耗率。磁気ヘッドが移動(シーク)に失敗した割合で、ハードディスクに物理的な問題がある可能性がある。

0C-電源投入回数
ハードディスクの電源をON/OFFした回数。

C2-温度
ハードディスクの現在の温度。一般的に動作が保障されている最高温度は0〜55℃で、通常は45℃未満が目安。

C5-代替処理保留中のセクタ数
不良セクタ待機率。不良セクタ化が検討されているセクタ数。

C6-回復不可能セクタ数
オフラインスキャンで発見された回復不可能なセクタ数。

CrystalDiskInfo12

健康状態を判定する項目が悪化すると、左図のように「注意」と表示される。

左図のハードディスクは「代替保留中のセクタ数」「回復不可能セクタ数」の2項目で、デフォルト設定の値を上回ったため注意となった。

これらの項目は「しきい値」も「0」で設定されており、「生の値」が「0」以上になれば状態が悪化したと見なされる。

CrystalDiskInfo8
その他の項目

03-スピンアップタイム
モーター始動完了(規定回転数に到達)するまでの時間。

04-スタート/ストップ回数
モーターの始動回数。

09-使用時間
工場出荷状態からのハードディスクの累積稼働時間。

0A-スピンアップ再試行回数
スピンアップに失敗した回数。

0B-キャリブレーション再試行回数
キャリブレーション(熱によるオフトラック現象を自動的に補正する機能)を再試行しようとした回数。

C1-ロード/アンロード サイクル回転数
磁気ヘッドが磁気ディスク表面から退避場所に退避し、その後再び磁気ディスク表面に戻った回数の合計。

C4-セクタ代替処理が発生回数
セクタの代替処理が発生した回数。

C7-UltraDMA CRCエラー数
DMAモードでのデータ転送中に発生したCRCエラーの数。

C8-ライトエラーレート
データの書き込みに失敗した割合。

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常駐機能

CrystalDiscInfoには「自動更新」や「グラフ」、「常駐」「スタートアップ」などの機能があるほか、健康状態の設定も可能になっている。

「常駐」にした場合はタスクトレイに各ドライブの温度が表示されるようになる。

CrystalDiskInfo13

上図のようにタスクトレイに自動的に常駐させたい場合は、「機能」→「スタートアップ」でにチェックを入れ、「機能」→「常駐」にチェックを入れる。

ただし、常駐させると10MBほどのメモリを消費するため、わずかとは言え、メモリの搭載サイズが少ない場合は常駐させない方が良い。



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