シンプルな操作で使いやすく強力なエンコーダーFreemake Video Converter〜Freemake Video Converterのインストールと使い方

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FreemakeVideoDownloaderの姉妹品にあたるアプリケーションで、動画のエンコードの他にもDVDからの動画変換、DVD・Blu-rayのオーサリング、打造のスライドショー作成など機能がてんこ盛りだが、操作は至ってシンプル。
シンプルなために細かい設定はできないが、一般的な設定が初期値で設定(プリセット)されているので、ビギナーでも使える親切設計になっている。

取り込めるフォーマットは公称200以上で、一般的なファイルであればほぼ問題なく取り込むことができるだけでなく、XMedia RecodeAvidemuxなど他のエンコーダーや動画編集ソフトで受付なかったファイルも、このFree Video Converterでエンコードに成功する事例もある強力なエンコーダーでもある。

リリース当初ははっきり言って全く使い物にならなかったアプリだが、バージョンを重ねる毎に着実に進化を遂げ、バージョン3以降では立派なエンコーダーになった。
細かなことには余りこだわらず、取り敢えず簡単にエンコードをしたいという方には非常にオススメ。

square インストール

Free Video Converterは「.Net Framework 4.0 Client Profile」がインストールされている環境が必要なため、OSはWindows XP SP3以降に対応。

「.Net Framework 4.0」がインストールされていない環境では、インストール時に「.Net Framework 4.0 Client Profile」のインストールを求めてくるので、指示に従ってインストールする。

「.Net Framework 4.0 Client Profile」を個別にダウンロードする際は、マイクロソフトのサイトからダウンロードする。

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ダウンロード

Free Video Converterのダウンロードペジは日本語化されている。
「ダウンロード」と表示されたアイコンをクリック。

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セットアップ

セキュリティ警告が出たら「実行」。

言語選択画面になるので「日本語」の状態で「OK」。

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何気にデータ収拾のチェックが入っているので、使用状況と障害レポートの送信を拒否する場合はチェックを外す。

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次はスポンサーが提供しているアプリのインストールを求めてくる。
左図はLinkury Smartbarというブラウザのプラグインだが、この他にも中華のポータルサイトBaidu Hao123を既定のホームページ設定したり、バージョンによって変化する。

この手のアプリはインストールするとほぼ100&に近い割合で公開するので、とく知っているアプリ以外はインストールしないほうが無難。

左図赤枠部分のチェックを外して「次へ」。

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更にスポンサーアプリのインストールを求めてくる。

左図のように「パソコンを高速化」、「レジストリをクリーンに」、「Windowsのエラーを修復」などと謳うアプリは要 注意。この手のアプリに碌な物はない。

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コンポーネントの選択でフルインストールするとブラウザにプラグインが埋め込まれるので、「カスタムインストール」にチェックを入れ、ブラウザプラグインのチェックを外す。

デスクトップへのショートカットは任意で「次へ」。

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以前のバージョン3.x.xではインストール先の指定が可能だったが、バージョン4.0になってからインストール先の指定ができなくなった。

上図で「次へ」をクリックすると左図のようにコンポーネントのダウンロードが開始。

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コンポーネントのダウンロードが完了したら自動的にインストールが開始する。

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セットアップ完了。


square 使用方法

エ ンコードして出力できるファイルフォーマットはAVI・MP4・MKV・WMV・MPEG・3GPと、ほぼ代表格を押さえてある。使用可能なコーデックは 限られているが、それでも最も多く使用されている一般的なコーデックを搭載しているので、専門知識がなくてもそれなりに高品質な動画変換が可能になってい るのが大きな特徴。

操作は非常にシンプルで、わかりやすいアイコンで表示されているため、少し触れば感覚で操作を理解できるようになっている。

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メイン画面

バージョンによって中央に表示される物は異なるが、いずれの場合も更新されたアプリや、新しく加わったアプリの紹介になっている。

バージョン4.0では左図のように「黒バーの削除」という意味が分からんメッセージが添えられているが、「黒バー」とはアスペクト比を変える際に行われるレターボックス処理の黒枠のこと。
「Gold Pack」をインストールすることで、Free Video ConverterにDVDオーサリング機能を追加できるらしい。

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動画ファイルの取り込み

エンコードする元素材の取り込みを行う。

動画の場合は「ビデオ」というアイコンをクリックしてエンコードする元素材を指定するか、左図赤枠部分にファイルをドラッグする。

取り込んだファイルを削除する場合は、ファイルの右上に表示されている「X」をクリックする。

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編集

取り込んだファイルの編集を行う場合は左図赤枠部分のアイコンをクリックする。

編集可能な処理は「カット」「回転」「ミラー(反転)」。
回転は時計回り、反時計回りに90度、180度、270度のみ調整可能で、45度など任意の角度指定はできない。
ミラーは左右および上下が可能。

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編集もシンプルで、左図赤枠部分のアイコンで操作する。
各アイコンの上にマウスカーソルを持って行くとアイコンの説明がでる。

スライドバーで編集したい位置に合わせ、「選択範囲の先頭」で始点を指定。次に「選択範囲の末尾」で終点を指定する。
1コマ単位での移動は再生アイコンの横にあるステップフォワードで行う。

範囲指定ができたら「選択範囲を削除」もしくは「回転」「左右反転」「上下反転」の処理を行う。

編集処理が終わったら「OK」をクリック。

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コーデック

Free Video Converterは変換したいファイルの種類を下段のアイコンから選択するようになっており、AVIからBlackBerryまで一見すると種類が多く て迷ってしまうが、「Apple」「Samsung」「Sony」などのメーカー名を冠したものや「XBox」「Android」などは、各メーカーから 販売されているデバイスに適した設定、いわゆるプリセットが用意されているだけで専用というわけではない。

その他にもDVD・Blu-rayはオーサリング、YouTubeは動画のアップデートなどエンコード以外の機能も存在する。

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AVIのビデオコーデックは初期設定で高圧縮・高画質の「H.264」になっており、他に「XVID」「MPEG4」が選択可能。

WMVは「VC1」が初期設定で、「WMV3」が選択可能。

MPEGは「MPEG2」が初期設定で、「MPEG1」が選択可能。

3GPは携帯電話で使用されているフォーマットで、初期設定は「MPEG4」で「H.263」コーデックの選択が可能。

FLVは「FLV」コーデックが初期設定で「H.264」が選択可能。

DVDとBlu-rayに関してはエンコードではなく、オーサリング機能になる。

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エンコード

エンコードはプリセットが用意されているので、専門知識が皆無でも2クリックで変換できる。
ただ、さすがに変換するファイルフォーマットは選択が必要。

ファイルフォーマットに使用されているコーデックについては前述のとおりだが、取り敢えず無難に再生でき汎用性の高いフォーマットは「AVI」か「MP4」、Windows環境であれば「WMV」も汎用性はある。
ただし、「AVI」は可変フレームレート(VFR)をサポートしておらず、擬似VFRになる。
Free Video ConverterのエンコーディングはVFRのため、選択肢としては「MP4」が最も有力

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動画を取り込み「MP4」を選択、そのまま「変換」をクリックすると、取り込んだ動画がMP4ファイルにエンコードされる。

エンコード設定は左図赤枠部分で確認できる。
左図はDVDを読み込ませたものだが、ビットレート2003kbps、フレームレート25fpsになっており、H.264コーデックのファイルとしてはDVDと同等の画質になる。
この設定は変換する素材によって自動的に算出されるようで、場合によっては元のファイルよりエンコード後のファイルサイズが大きくなる。

エンコーディングは1Passなので確かに高速なのだが、エンコーディングがVFRなので2Passがオススメ。

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エンコーディングの変更は「ワンパスエンコーディング(高速)という文字をクリックするとリストがドロップダウンする。

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出力されるおおよそのファイルサイズは左図赤枠部分に表示されているが、このサイズを指定することで、ファイルサイズを優先させた自動設定になる。

ファイルサイズをクリックすると「出力サイズ制限」という設定画面が開くので「オート」を「カスタム」に変更し、任意のファイルサイズを入力する。
許容出力サイズが表示されているため、入力はその範囲内での指定になる。

無論ここでファイルサイズを小さくすると必然的に画質は劣化する。逆にファイルサイズを大きくすると理論的には画質は向上するが、元ファイルを超える画質は得られないため、無駄にファイルサイズだけが大きくなる可能性もある。

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基本的なエンコード設定は以上で、後はファイルの保存先を指定して「変換」をクリックするだけでOK。

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プリセットの使用

「MP4」や「AVI」などのファイルフォーマットを選択した場合、プリセットは「ソースと同じ」になっている。
何が「ソースと同じ」なのかといえばファイルの解像度。つまり元の動画と同じ解像度でファイルフォーマットのみを変換することになる。
また、「ソースと同じ」はFree Video Converterでのエンコードで最大解像度でもある
プリセットで元ファイルの解像度より大きな設定を選択しても、エンコードはソースと同じ解像度で処理されるため、元ファイルよりも解像度を下げる場合にのみ「ソースと同じ」以外のプリセットは有効

アスペクト比に関しても16:9の元ファイルを4:3にエンコードしても、アップスケーリングは行われず、アスペクト比は維持された状態で、解像度のサイズが調整される。

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「Apple」や「Android」「Sony」などには各デバイスに適したアスペクト比がプリセットで用意されているので、再生するデバイスが固定している場合は、そのプリセットを利用するのがお手軽。

もちろんプリセットで指定したアスペクト比に変換されるのではなく、元ファイルのアスペクト比を維持したまま、横幅が指定したプリセットに調整される。
また、前述のとおり元ファイルがプリセットの解像度より小さい場合、拡大処理は行われない。

出力されるファイルはMP4になっている。

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プリセットをオリジナルで設定

プリセットを利用することで、Free Video Converterはほとんど専門知識がなくてもエンコードが可能になっているが、プリセットを編集することでコーデック、フレームレート、ビットレートの設定が可能。

左図赤枠部分にプラスとギアのアイコンがあるのだが、どちらも同じでプリセットの編集画面が開く。

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編集できるといってもコーデックなどは限られており、MP4の場合は「H.264」と「MPEG4」のみだが、MP4に変換するなら「H.264」と「MPEG4」の2つで十分だと思われる。

音声のコーデックも「AAC」「MP3」「AC3」と代表格は全て揃っており、サンプルレートやビットレートの設定ができ、、オーディオのチェックを外すことで無音声の動画を出力できる。

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編集した設定は自動的に保存されるので、タイトルに任意の名称を付けておく。また、アイコンをクリックすれば左図のように一覧が出るので変更することも可能。

編集した設定を削除する場合は、プリセットの選択画面にある「X」をクリックで削除できる。

Freemake Video ConverterのエンコーディングはデフォルトがVFR(可変フレームレート)なので、編集後の動画に滑らかさが欠ける場合がある。その場合はフレームレートを「オリジナル」にして、ビットレートを調整する。

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動画の結合

複数の動画を取り込み普通にエンコードを実行すると、ファイルはそれぞれ分かれて出力されるが、左図赤枠部分の「ファイルを結合」をONにすることで、複数のファイルを1つのファイルに出力することが可能になる。

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ファイルの結合が有効の場合、左図のように入れ子として表示される。

ファイル結合の初期設定ではファイルの結合部分にフェードアウト・フェードインのエフェクトをかけるようになっているため、エフェクトを無効にする場合は、「フェージング遷移」をクリックして「遷移を無効にする」を選択する。

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オーディオ 〜 ビジュアライザを付けて動画を作成

「オーディオ」はMP3などの音声ファイルにビジュアライザを付けて動画ファイルにする機能。
あまり用途を思いつかないが、自作の曲などをYouTubeなどの動画サイトにアップする際に使用するらしい。

メインメニューの「オーディオ」からファイルを選択、またはドラッグして動画と同様に編集アイコンをクリック。
左図赤枠部分の「渦巻きアイコン」をクリックすると30種類のビジュアライザが表示される。
ビジュアライザの他に画像を表示させることも可能で、その場合は「渦巻きアイコン」をクリックして「写真」と表示されているプラスアイコンをクリックし、任意の画像を指定する。

編集が終了したら動画のエンコードと同様、出力するファイルフォーマットを選択して実行する。

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DVD 〜 DVDから動画を作成

DVDに関してはDVDを動画ファイルに変換するのだが、Free Video Converterにはリッピング機能は備わっていないため、プロテクトがかかっているDVDは変換できない

DVDの動画変換はこちらを参照

プロテクトのかかっていないDVDまたはBlu-rayの場合、メインメニューの「DVD」をクリックし、左図のようにフォルダー参照画面から該当のドライブを選択して「OK」。

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映画などの場合は英語、日本語と複数の音声が混在しているが、出力できるの音声は1つなので、左図赤枠部分をクリックして音声を選択する。
音声は国旗で表示されており、言うまでもなく日の丸は日本語、ユニオンジャックは英語。

音声の項目で「オーディオがありません」を選択すると無音になり、「オーディオの追加する」を選択すると任意の音声ファイルと差し替えることができる。

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音声と同様、字幕も固定で出力しなければならないので、左図赤枠部分をクリックして任意の字幕を選択する。
字幕も国旗で表示されているので、日本語字幕を表示させるには日の丸を選択する。

音声・字幕を選択したら、必ず編集メニューで思い通りの結果が得られているか確認する。
左図のように字幕に日の丸が2つある場合、どちらかは日本語音声時の字幕なので、音声を英語にしていると残念な結果になってしまう。

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写真 〜 スライドショー動画の作成

複数の画像ファイルに音声をつけてスライドショーの動画を作成する機能。
メインメニューの「写真」をクリックし、スライドショーにする画像を選択する。

一度に全ての画像を選択する必要はなく、また後からでも画像の追加と削除は可能なので、取り敢えずいくつかの画像を選択して取り込み、左図赤枠部分の編集アイコンをクリックする。

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左図赤枠部分のアイコンが「スライドショー」編集。

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選択した画像をドラッグして表示順序を入替えたり、画像の追加、削除などが行える。
ランダムは取り込んだ画像をランダムに配置する。

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左図赤枠のアイコンは「パノラマ」機能。
画像を拡大して上下をカットするので迫力は出るが、写真などで絵の構図を大切にした場合は使用しないほうが良い。

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画像の表示時間は左図赤部分の「間隔」で指定。
BGMを挿す場合は「オーディオトラック」の「なし」をクリック→「ブラウズ」を選択して任意の音声ファイルを指定する。


画像のエフェクトは指定できず自動的に処理される。

エフェクトに変化がないとか、音声のボリューム調整ができないとか、欲を言えばきりがないが、左図のような動画が10分もあれば作成できる。

※再生時には音量に注意。




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