"オンラインOfficeアプリも使えるMicrosoftが提供するオンラインストレージ SkyDrive 〜 SkyDriveの設定と使い方を図説

Freesoft Title

Freesoft Zone

SkyDrive SkyDrive

SkyDriveはMicrosoftが提供している無料オンラインストレージで、現在はOneDriveにサービス名が変更されており、Microsoftアカウントの取得も変更されているので、OneDriveのページを参照

OneDriveのインストールと使い方はこちら


Dropboxなど他の無料オンラインストレージの容量が5GB前後で展開している中、SkyDriveは25GBという大容量が最大の魅力だっったが、サービスが目まぐるしく変化するMicrosoftは、2012年4月に25GBの SkyDriveの無料で使用出来る容量を7GBにしてしまった。
既存ユーザーには25GBまでの拡張を期間限定で実施したものの、期間内に拡張しなかっ たり、これから新規に加入するユーザーが使用できるのは最大7GB。それ以上の領域が必要な場合は有料になった。

この改悪により群を抜いて大容量というSkyDrive最大の魅力が喪失。Dropboxを真似たSkyDrive for Windowsというアプリも使用条件がWindows Vista SP2以降になっており、Windows XPからの脱却に苦しむMicrosoftの商売根性が見え見えで、Dropboxと比べ全てに見劣りするオンラインストレージに成り下がった。

ただ、GoogleDriveの利用規約の 問題などもあり、GoogleDriveとGoogle Document、Picasa webの代替えとしては今のところSkyDriveが最有力だと思われる。
ZOHOなど類似のサービスは存在するが、SkyDriveはGoogle Chromeのアプリケーション画面から1クリックで移動できるようになったことや、Gmailの 添付ファイルをオンラインストレージにアップするプラグイン attachments.me(2013年11月サービス終了)がSkyDrive に対応したことなどで、Officeの オンラインアプリOffice Web Appsとの連携が取りやすくなり使い勝手が向上している。

square アカウントの取得

SkyDriveを使用するにはWindows EssentialsなどMicrosoftが提供するサービスを使用する際の共通IDになるMicrosoftアカウント(旧Windows Live ID)が必要になる。
Microsoftの無償サービスはほとんどがOSによる使用制限があり、ユーザーを切り捨てていく暴虐ぶりを発揮しているのだが、SkyDriveはオ ンラインストレージという性質上、ブラウザで操作可能なため使用条件は特に無い。
ただし、Dropboxの類似機能であるアプリケーションSkyDrive for WindowsはWindows Vista SP2以降になっている。

SkyDrive1
Microsoftアカウントの取得

Microsoftアカ ウントを取得していない場合は初めに登録が必要。

Microsoft アカウントの取得

Microsoftアカ ウントは上のリンク先から登録。
はじめに登録するメールの種別選択から始まる。既存のメールアドレスで登録するか、新たにMicrosoftのHotmailでアドレスを取得するか選択 する。

※以下は既存アドレスで登録を選択した場合。また、SkyDriveのログインページから新規登録を行うと、以下と異なる手順になるが基本は同じ。

SkyDrive2

メールアドレスとパスワードなどを入力。

ちなみにパスワードはアルファベット・数字にスラッシュ(/)などの記号を組み合わせると安全性が高まる。

最後にロボット(プログラム)ではなく、人が操作していることを証明するための文字入力を行なって「続行」。

SkyDrive3

左図のような「契約書の確認と署名」というページに変わるので、テキストボックスに登録したメールアドレスを 再入力して「同意する」をクリック。
無論、使用条件やプライバシーに関する声明に目を通していることが前提。

SkyDrive4

左図のようなページに移行するので「続行」をクリック。

SkyDrive5

Microsoftアカウントの概要ページは表示されるが、左図赤枠部分のように「本人認証が済んでいない」 というメッセージが表示されるので、「メールアドレスの確認」をクリック。

「メールアドレスの確認」というページに変わるので「メール送信」をクリックする。

「メーーるが送信されました」と表示されたらメールを開く。

SkyDrive6

アカウントに登録したメールを開くとMicrosoftアカウントチームから「お使いのメールアドレスの確 認」というタイトルのメールが着信しているので、該当メールにある左図赤枠部分をクリックする。

「確認できました」というページが表示されて完了。

SkyDrive16

いざSkyDriveのログイン ページにアクセスしてみると左図おようにアカウント情報が不足していると言ってくる。
面倒だがサービス利用規約等に目を通して「同意する」をクリック。

これで次回からSkyDriveにアクセスが可能になる。

SkyDrive7
SkyDrive for Windowsのインストール

SkyDrive for Windowsのページ

上記のリンクから左図赤枠部分の「アプリのダウンロード」をクリックし、ダウンロードしたインストーラーを実 行。

※個人的にSkyDrive for Windowsは使用していないのでインストール手順は省略。


square 使用方法

オンランストレージなので使用方法はアクセスするだけ。
Google ChromeにSkyDriveのアプリを追加すれば1クリックでアクセスできるのでオススメ。
後はオンラインExcelやオンラインWordなど、Microsoft Officeのオンライン版 Office Web Appsが使用できるので、メー ルに添付されているオフィスファイルをオンラインで確認できる。

オンラインストレージのセキュリティについては言を俟たないが、サーバの提供側はいつでも閲覧できる状態にあ る。単純に間貸ししているようなものなので、家主はいつでも合鍵で部屋に入ることができる。当然、会社の重要書類などをアップするのは控えたほうが無難。
ただ、メールもサーバ提供者は閲覧が可能なことを考えれば、自社サーバでない限りオンラインで重要書類を取り扱う事自体がタブーということになる。
また、SkyDriveに限らず、GoogleDriveなどにも倫理規定があり、ポルノ、わいせつ、俗悪、冒涜、憎悪、偏見、人種差別、不当な暴力を誘 発、促進、又は表現するコンテンツなどをアップした場合、ユーザーに無許可で対象コンテンツの削除、ユーザーアカウントの取り消しが行われる。つまりアッ プされている画像などはプログラムか人力か不明だが監視されているので、その点を十分理解した上で使用すべき。

Microsoftの倫理規定

SkyDrive8
Google Chromeのアプリに登録

ブラウザをGoogle Chromeにすると、アプ リ画面から1クリックでSkyDriveにアクセスできるようになる。

SkyDrive9
サインイン

初回アクセス時には左図のようにアカウントとパスワードを求められるので入力。

使用している環境が完全に個人のものであれば左図赤枠部分の「サインインしたままにする」にチェックを入れて おけば、次回からのアクセスでアカウントとパスワードの入力が不要になる。

※パブリックな環境で使用する際はチェックを入れないだけでなく、使用後のログアウトも忘れずに。


SkyDrive10

サインインすると左図のように「ドキュメント」「公開」「画像」という四角い青色のものが表示される。

四角いものはフォルダを表しており、ファイルも同様にフォルダより少し薄い青で表示されるのだが、この表示は PC向けと言うよりはスマホやタブレットを意識したものと思われる。

「公開」というフォルダは閲覧制限のない共有設定に なっているため、このフォルダにアップしたファイルやフォルダは誰でもアクセスできる状態になるため要注意。

ファイルを公開する予定がなければフォルダを削除したほうが賢明。

SkyDrive17

表示には左図のような「詳細ビュー」もあり、左図赤枠部分で切り替える。
また、選択したファイルやフォルダの情報を表示する「詳細ウィンドウ」は左図青枠部分で表示と非表示を切り替えられる。

左のナビゲーションバーにある「ファイル」はSkyDriveに保存されているファイルやフォルダを全て表 示。
「最近」は文字通り最近使用したファイル。
共有は現在「共有されている」ファイルが表示され る。

情報を共有する相手が決めっている場合は「グループ」でグループを作成しておくと便利。

「PC」はSkyDriveのPCと同期をはかるDropbox類似機能。専用のアプリケーションをインストールして使用する。

SkyDrive20
ファイル・フォルダの操作

SkyDriveで行われる操作はファイルやフォルダの「選択」「削除」「アップロード」「ダウンロード」 「移動」「共有」「名前の変更」「埋め込み」で、これらの操作は「選択」を除いて、左図のように右クリックメニューまたは左図赤枠部分の「メニュー」で実 行する。

また、「選択」についてはファイルやフォルダのチェックボックスにチェックを入れるだけである。

ちなみに左図のように「詳細ビュー」では「名前」の横にあるチェックボックスにチェックを入れると「全選択」になる。また、「Ctrl + A」でも前選択が可能。

SkyDrive23
フォルダの作成

上部のメニューになる「+作成」をクリックし、左図赤枠部分の「フォルダー」を選択すると新規フォルダが作成 されるので任意の名称をつける。

SkyDrive24
ファイルのアップロード

SkyDriveでアップロード可能なサイズは1ファイル2GB。アップロードは複数のファイルを選択可能だ が、フォルダのアップロードは不可。

最も簡単なアップロードはSkyDriveの任意のフォルダにアップするファイルをドラッグアンドドロップす る方法である。
この方法はSilverlightがインストールされていることが条件なので、ドラッグアンドドロップした際にSilverlightのインストールを促 されたら手順に従ってSilverlightをインストールする。

他の方法は左図赤枠部分の「アップロード」をクリックする。
ファイルを選択するウインドウが開くので、アップするファイルを選択して「開く」をクリックする。

SkyDrive25

画像をアップする際は左図赤枠のように初期設定で「2048ピクセルに変更」という項目にチェックが入ってい る。
これは写真の縦または横のサイズが2048pxを超えている場合、2048pxに縮小される機能で、2048px以下のサイズならそのままアップされる。
無論、縮小されると画像サイズも小さくなるので使用容量の節約にもなる。

写真のバックアップなど画像サイズを変更したくない場合はチェックを外せばオリジナルサイズでアップされる。

稀にサイズの変更にチェックを入れている状態でアップしてもオリジナルサイズでアップされることがあるような ので、その場合は面倒だが一度アップしたファイルを削除して再アップすることになる。

SkyDrive11
共有

ファイルやフォルダを共有する場合は、共有する対象のファイル、フォルダを左図のように選択し、右クリックメ ニューから「共有」、または上部メニューの「共有」を選択する。

共有には「メールアドレスを送信」「投稿先」「リンクの取得」という種類がある。

最も一般的な共有方法は「メールアドレスを送信」。
この方法はデータを共有する相手、もしくはグループ(後述)を指定して共有の許可を与える。また、共有する相手はMicrosoftアカウントを取得して いなくてもデータ共有が行える。

「投稿先」はMicrosoftアカウントに接続しているSNSへ共有するデータのリンクを投稿する。

「リンクの取得」は共有データへのURLを取得でき、そのコードを使用してWEBページやブログで一般公開が 可能になる。

SkyDrive12
共有 〜 メール送信

フォルダやファイルをを選択し「共有」すると、左図のように「リンクをメールで送信」という画面になる。

操作そのものは至って簡単で、宛先に共有する相手のメールアドレスを入力するだけ。また共有するデータを「閲覧のみ」にするのか「編集可能」にするのかを左図赤枠部分で指定する。

SkyDrive13

共有する際は初回のみ宛先にアドレスを入力すると左図のようなメッセージが現れるので、左図赤枠部分の「この セキュリティチェックを完了して下さい。」というリンクをクリックする。

SkyDrive14

「セキュリティチェック〜」をクリックすると左図のような新規ウインドウが開くので、ロボットではないことを 証明するために文字を入力。
文字が分かりにくい場合は「新規」をクリックすれば別の文字列が表示される
ちなみに「音声」は同時に多国語で文字を読み上げ、聞き取れた単語を入力するというものだが、聞き取るのは至難の業。

SkyDrive15

実在する人間であると認めてくれると左図のように礼を言われ、以降はこの操作は必要なく共有できるようになる ので、このタブ(ウインドウ)を閉じ、共有設定のウインドウに戻って「共有」をクリックしたら共有完了。

SkyDrive18

左図は送信された共有のメール。
共有ファイルまたはフォルダへのリンクは添付ファイルのように(左図赤枠部分)表示され、リンクをクリックするとページが開く。
また、ファイルがdoc、docx、xlsなどMicrosoftのオフィスファイル、またはodt、odsなどのオープンドキュメントファイルの場合 は、自動的にOffice Web Appが起動して表示される。

Microsoftアカウ ントをHotmailではなくGmailなど他のメールアドレスで取得した場合、メーラーによってはフィッシングメールの扱いになるので要注意

SkyDrive19
共有 〜 リンクの取得

メールで送信した共有ファイルまたはフォルダへのリンクを取得する場合は、左図赤枠部分の「リンクの取得」を クリックする。

リンクには「表示のみ」「表示と編集」「公開」の3種類があり、それぞれの項目にある「作成」をクリックする と、左図のようにURLが生成される。
左図は「表示のみ」「表示と編集」「公開」全ての「作成」をクリックしたもので、「短縮」をクリックすると文字通りURLが短縮される。

「公開」は閲覧制限がない、つまりこのサイトのように検索すると誰でもアクセスできる状態になるので共有設定 は慎重に。

SkyDrive21
ウェブアルバム

SkyDriveは画像をアップすることでウェブアルバムとして利用することもできる。
ウェブアルバムといっても特別な操作は必要なく、フォルダに画像をアップするだけでSkyDriveが画像を認識してくれる。

左図のようにサムネイル表示させたい場合は、表示設定の「縮小表示」を選択する。

SkyDrive22

サムネイル画像をクリックすると左図のように拡大表示され、右側に撮影日やカメラのモデル、F値などの Exif(Exchangeable image file format)情報が表示される。

更に上部メニューの「スライドショー」をクリックすると、フルスクリーンでスライドショーが表示される。

SkyDriveで共有したアルバムはこちら

SkyDrive26
Office Web Apps

SkyDriveに備わっているもう一つの機能がOffice Web Apps。
機能制限はあるがSkyDriveにアップされたWordとExcel、PowerPointがオンライン上で動作するため、MS Officeがインストールされていない環境でもファイルを編集することが可能になる。

ただし、オートシェイプやマクロ、Visual Basicを使用したファイルは開くことができず、通信状態によって処理速度が左右されてしまうというオンラインアプリの宿命も背負っている。せめてスマ ホやタブレットPCからのアクセスでOffice Web Appsが動作すれば優れものなのだが、残念ながら現状ではそれもかなわない。

要は一般的なファイルに関しては閲覧と簡単な編集は可能だが、ローカルで動作するオフィスアプリとは雲泥の差 があり、ある程度のレベルで使用するなら代替にはならない。また、将来的にはAndroidタブレットで使用できるようになるらしいが、現状ではスマホやタブレットを使用する場合、Office Web Appsは使用不可。

SkyDrive27

オフィスファイルをクリックすると該当のアプリケーションが開く。
左図はWordのファイルを開いているところ。

GoogleDocumentsと同様、Web Appも「閲覧」と「編集」があり、アップされたWord・PowerPointのファイルは閲覧モードで開く。

SkyDrive29

Excelファイルの場合のみ、左図のような選択画面が表示され、「キャンセル」を選択すると「閲覧モー ド」、「コピーして編集」を選択すると「ファイル名-編集可能」というファイル名でオリジナルファイルのコピーが作成され、コピーされたファイルが編集可 能な状態で開く。

SkyDrive28

前述のようにWeb Appでファイルを編集する際は、ExcelだけでなくWordやPowerPointもファイル変換が行われる。
これはWeb Appに限ったことではなくGoogleDocumentsも同じで、ブラウザで編集可能な状態にするための処理になる。
そのためファイル変換が正常に実行できないファイルは左図のように「編集エラー」と表示され開くことができない。

SkyDrive30

Excelのみで発生する現象で左図のようにIRM保護の警告が出る場合がある。
IRMとは Information Rights Management、直訳すると「情報の権利管理」。つまりファイルの閲覧・編集などファイルへのアクセスを制御する技術で、Office2010から 搭載された機能になる。

ただ、左図の警告はIRMが使用されていないファイルで発生する。しかもOffice2010より古い、 IRMの機能がないExcelで作成したファイルでも起こる。

SkyDrive31

左図は閲覧モードで開いたExcelファイル。このファイルを編集モードにするには赤枠部分の「ブックの編 集」をクリック。
「Excelで編集」と「Excel Web Appで編集」という選択肢がでるので、「Excel Web Appで編集」を選択する。
「Excelで編集」はPCにExcelがインストールされていることが前提条件で、ローカルPCにインストールされているExcelを使用してファイル を開くことになる。
左図はExcelだがWordでもPowerPointでも上記の手順は同じ。

Excelに限らずOffice Web Appでファイルを開くとSkyDriveからへウインドウが移行するが、現在地は左図青枠部分の表示されており、SkyDriveをクリックすれば Office Web AppからSkyDriveに戻ることができる。

SkyDrive34
Office Web Apps 〜 共同編集

Office Web Appsで共同編集するには、はじめに編集するファイルを共有する。共有の手順は前掲の通り。

編集対象のファイルにチェックを入れて右クリックメニューの「共有」、もしくはメニューバーの「共有」をクリック。

共同編集する場合は必ず「受信者に編集を許可する」にチェックを入れる。

SkyDrive36

招待されると左図のようなメールが届くので、記載されているリンクをクリックすると対象ファイルにアクセスする。

SkyDrive32

招待されたユーザーが共同作業に入ると、左図のように色分けされて表示され、編集内容はリアルタイムで反映される。

作業を行っているユーザーがMicrosoftアカウントを取得しており、更にログインしていれば左図のように名前が表示されるので、複数人で作業を行う場合は誰がどこを編集しているのか確認できる。

SkyDrive33

招待される側がMicrosoftアカウントを取得していなくても共同作業は可能で、その場合は左図のように「ゲスト」と表示される。また、アカウントを取得していてもサインインしていなければゲスト表示される。

左図はExcelだが、WordもPowerPointも同様に共同作業が可能。




line