1組のマウスとキーボードをLAN経由で共有する優れたユーティリティ Synergy 〜 Synergyのインストールと使い方

Freesoft Title


Freesoft Zone

synergy Synergy

リニューアルした最新ページに移動します。

非常に優れたフリーソフトだったが、残念ながら現在は1ライセンス10ドルの有料ソフトになった。
公式ページには寄付がダウンロード総数の0.002%に過ぎず、開発を早めるために課金へ変更した旨が記されている。

おそらくフリーで配布されていた最終バージョンは1.4.xだと思われるが、現状このバージョンをダウンロードできる方法は見当たらない。
公式ページにも記載があるが、2006年に公開されたバージョン1.3.1は下記のURLからダウンロード可能だが、バージョンが古いだけにWindows Vista以降のOSでは不具合が見受けられる。

Synergy ver 1.3.1 ダウンロードページ

Synergy 公式ページ

Synergy ver1.3xの設定方法はこちらから


マウスとキーボードをLAN経由で共有するアプリケーション Synergyが、バージョン1.4xで劇的に改良され、面倒だった設定方法が直感的に操作できるようになった。
Windows7 64Bit環境で発生していた不具合も解消され、使い勝手も向上している。

これまでメインマシンとサブマシン 2台のPCで1組のキーボードとマウスを共有していたのだが、Synergyのバージョンアップに伴い、下図のように4台のマシンで1組のキーボードとマウスの共有環境を構築する。

kousei2

マウスとキーボードをLAN経由で共有するアプリケーション Synergyが、バージョン1.4xで劇的に改良され、面倒だった設定方法が直感的に操作できるようになった。
Windows7 64Bit環境で発生していた不具合も解消され、使い勝手も向上している。

これまでメインマシンとサブマシン 2台のPCで1組のキーボードとマウスを共有していたのだが、Synergyのバージョンアップに伴い、下図のように4台のマシンで1組のキーボードとマウスの共有環境を構築する。

メインマシンはCC800DWでWindows7 64Bit にロジクールのワイヤレスマウスとキーボードを接続。
サブマシンはCM690-2でWindows XP。
バックアップ兼オーディオPCになっているSST-SG06はWindows7 64Bit
ノートPCはHPのPavilion dv6でWindows7 64Bit

メインマシンとサブマシン、バックアップ用はそれぞれHDMI切替器に接続してメインモニタへ。また、メインマシンはDVI-D、サブマシンはD-Subでサブモニタへ接続。
これら3台は有線LANで接続し、ノートPCは無線LANで接続。

常時使用するのはメインマシンとバックアップ用マシンで、4台フル稼働することはほとんどないが、無線LANで接続しているノートPCを含めて、Synergyで1組のマウスとキーボードを共有する。

square インストール

使用条件はWindowsXP以上。32Bit・64BitどちらのOSにも対応している。
最新バージョンはベータ版なので、ベータ版を毛嫌いしている場合は、Stable version(安定版)の使用を推奨。
最新バージョンが1.42(beta)の時点で、最新のステーブルバージョンは1.3.6。

すでにSynergyの旧バージョンがインストールされている環境では、上書きインストールも可能だが、念のために旧バージョンはアンインストールする。

synergy2-1
ダウンロード

ダウンロードページには各OS毎にインストーラーが用意されており、32Bitと64Bitのインストーラーが用意されている。

※32Bitはステーブル版(1.3.6)の使用を推奨

synergy2-2
セットアップ

使用許諾書がでるので「I Agree」をクリック。

synergy2-3

次にプログラムのインストール先の選択画面に進む。
デフォルトはCドライブなので、変更が必要な場合はここでインストール先を指定。

synergy2-4

インストール中に「Show Detail」をクリックすると、左図のようにインストールの詳細が表示される。

インストールが終了したら「Close」でセットアップウィザードを終了し、セットアップ完了。


square 使用方法

SynergyではマウスカーソルがあるPCがアクティブになる。キーボード入力する場合は、マウスカーソルを移動させ、入力するPCをアクティブ にする。また、アクティブなPCで「Ctrl + C」でクリップボードにコピーしたデータは、そのまま他のPCに貼り付けることが可能。

サーバとクライアントで異なるバージョンのSynergyがインストールされている環境でも、マウスとキーボードは共有可能。

synergy2-5
Serverの設定

はじめに「サーバ側」の設定をする。
ここでの「サーバ」とはマウスとキーボードが接続されているパソコンのことである。

Synergyはサーバが起動していることが前提のため、「サーバ」に設定するパソコンはメインマシンにした方がよい。

左図赤枠部分の「Server」にチェックを入れる。
「このPCのマウスとキーボードを共有」と書かれている。

「Server」にチェックを入れたら、左図青枠の「Configure Server」をクリックして、サーバの構成を行う。

synergy2-7

サーバとなるPCが中央に表示されるため、クライアント(マウスとキーボードを共有するPC)の位置関係を作成する。

サーバから見たクライアントの位置へ、右上に表示されているPCのアイコンをドラッグする。

左図ではサーバ(CC800DW)の左にノートPC(hp-dv6)、下にバックアップ用PC(SST-SG06)という位置関係にし、新たにサーバの右へサブマシンを追加する。

synergy2-10

ドラッグした「Unnamed」になっているコンピュータのアイコンをダブルクリックする。

synergy2-8

スクリーンネームを入力するウインドウが開く。

Screen Nameに入力するのはフルコンピュータ名。
フルコンピュータ名はネットワーク上で個々のパソコンを認識するための名称。

フルコンピュータ名は半角英数が基本なので、ひらがなやカタカナ、漢字などを使用しているなら、半角英数に変更する。

先程のコンピュータ名を確認するところで名称の変更が可能。

この画面ではScreen Nameを入力するだけでOK。

固定IPアドレスを使用しているなら、「Aliases(別名)」の箇所にIPアドレスを入力する。
IPアドレスを自動取得にしている場合(家庭の場合はほとんどこの状態)は、Aliasesに何も入力しなくてOK。

synergy2-23

フルコンピュータ名が分からない場合は、マイコンピュータを右クリックしてプロパティを開くか、コントロールパネルのシステムを開いて確認する。

synergy2-6

これでメインマシンを中心に、左がワイヤレスLANで接続されているノートPC、右がサブマシン、下がバックアップ用マシンという構成が完了。

synergy2-12
自動起動

「Edit」から「Services」を選択。

synergy2-13

サーバ側の設定なので、左図赤枠部分「Server」の「Install」をクリックする。

synergy2-14

インストールに成功すると左図のようにテキストとメッセージが現れ、「Completed successful」と表示されるので、「OK」をクリックしてメッセージボックスを消し、テキストと上図のインストールボタンは「Close」で終了させる。

synergy2-11

次に先ほどと同様、「Edit」から「Settings」を選択。

synergy2-15

Windows起動時に自動的にSynergyを起動させるには、左図赤枠部分「Automatically start server ~~」の箇所にチェックを入れて、「OK」をクリックして完了。

synergy2-17
クライアントの設定

クライアント側もサーバ側と同様の手順でSynergyをインストールする。

インストール完了後、シナジーを起動し、左図赤枠部分の「Client(use another computer's keybord and mouse)」の箇所にチェックを入れる。

次に「Name of the server」の項目にサーバとして設定したPCのフルコンピュータ名を入力する。

synergy2-18

クライアント側も自動起動の設定を行う。

「Edit」→「Services」から左図赤枠部分の「Client」の「Install」をクリックする。

続けて「Edit」→「Settings」で左図赤枠部分にチェックが入っていることを確認して「OK」をクリックする。

synergy2-19

これで全ての設定が完了。

サーバとクライアントのPCをそれぞれ再起動すると、Synergyがスタートアップに登録されていることが確認できる。

また、再起動する前に、接続を確認する場合は、サーバ・クライアントともに、左図赤枠部分の「Start」をクリックする。

synergy2-16
初回起動時のブロック解除

初めてSynergyを起動して、接続を試みた場合に、左図のようにファイヤーウォールでブロックされるため、「ブロックを解除する」をクリックする。

synergy2-21
サーバのリセット

サーバ側の便利な機能として、サーバのリセットが可能になった。
Synergyを使用中に接続に問題が生じた場合、「リセット」することで簡単に改善するようになった。

リセット方法はタスクトレイのアイコンから右クリックメニューを表示し、左図赤枠部分の「Reset Server」をクリックするだけ。

synergy2-20
synergy2-22
表示アイコン

左図の上はSynergyのアイコンが2つあり、1つが接続1つは未接続の状態を示している。
これはSynergyを自動起動させず、「Start」をクリックして起動させた場合に起こる現象で、クライアント側では未接続の状態を示している。接続するとアイコンが2つとも稲妻に変わる。

サーバ側ではサーバに接続しており、起動しているクライアントの数だけアイコンが表示される。
バグなのか仕様なのかは分からないが、64bit環境で自動起動させると左図下のように、サーバ側もクライアント側もアイコンは1つしか表示されない。

synergy2-24
synergy2-25
バージョン1.4.2(beta)のバグ

クライアント側で64Bit版では発生しないが、32Bit版で自動起動の設定をすると発生する。

タスクトレイにSynergyのアイコンが2つ表示され、1つは接続済み、1つは未実行の状態になっているが、マウスとキーボードの共有はできており、未実行のアイコンを右クリックメニューから終了させても、共有の状態を維持できる。

タスクマネージャーを見ると、左図のようにSynergycというクライアント用のプログラムが重複して起動していた。そのため後から起動した方が未実行の状態で常駐するものと思われる。
この状態での実害はメモリを2〜3MB消費している程度なので大きな問題はないが、32Bit版は1.4.2(beta)ではなく、ステーブル版の1.3.6の使用を推奨。




line