制作の手順
MINI-ITXはケースが小さいため作り甲斐的な要素は極めて低い。しかもCPUやヒートシンクは予め備え付けのマザーボードなので尚更。
今回のケースは素手で作ると手が傷だらけになるくらいケース内部はバリが多く、作りが荒かった。また、ケースの天板や側面部分に厚みがなく、ペコペコだったのが残念。
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パーツの取り付け
Mini-ITXなのでとにかく小さい。
しかもすでにCPUが搭載されているため、ほとんどすることがない。
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メモリスロットのツメを倒してメインメモリを装着。
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本来ならここで通電テストを行うのだが、今回はフロントパネルコネクタと電源、マザーボードをケース外で接続できなかったため、通電テストなしでマザーボードを固定。
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マザーボードの固定作業をやりやすいように、電源ユニットを取り外す。
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ついでにスリム光学ドライブ・ハードディスクを固定する金具も取り外す。
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フロントパネルは左図のようにツメで固定されている。
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左図はフロントに搭載されている120mmファン以外、全て取り外した状態。
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マザーボードを固定し、その後に取り外した電源ユニットを固定。
各ドライブを取り付ける前に、フロントパネルコネクタを接続しておく。
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3.5インチのハードディスクは左図のようなケージに固定するため1台しか搭載できないが、2.5インチのハードディスクは1台追加可能になっている。
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スリム光学ドライブのコネクタを通常のSATAコネクタに変換するケーブル。
サイズからは15cmと45cmのケーブルが発売されているが、15cmだとSATAが届かないので要注意。
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ハードディスクのケージを固定したら、スリム光学ドライブを取り付ける。
フロントパネルのスリム光学ドライブの箇所は閉じられており、カバーの取り外しは結構固め。
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ハードディスクのケージは左図のように、光学ドライブの下にボルトで固定する各ドライブを固定したらSATAケーブルを接続。うになっており、取り外しが可能。
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各ドライブを固定したらSATAケーブルを接続。
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余った配線を光学ドライブ側に逃がし、マザーボードの上にできるだけ空間を作る。
ケース内のパーツはバリ取りがあまいため、ケーブルを傷付けないよう注意が必要。
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P仕上げにサウンドカードを取り付ける。
PCIeのスロットへの搭載は、3個のボルトを全て外してから行う。
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マザーボードのPCIeスロットはx16の形状をしているが、x4のスロットである。
そして取り付けるサウンドカードはx1。
形状を見ると付くか不安になるが、PCIeは下位互換なので問題なく取り付けられる。
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マザーボードに対してサウンドカードの大きさは異様だが、さすがに再生される音質は非常に良い。
サウンドカードを搭載した状態では、ハードディスクのSATAケーブルとサウンドカードの間隔がわずかのため、PCIeへ装着する際にはケーブルをうまく逃がす必要がある。
ONKYOのSE-90PCIと比較すると、Sound Blaster X-Fiは音の広がりや伸びが優れており、迫力のあるサウンドが再生される。
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ケースのカバーは取り付けにくい。
この手のタイプはカバーのッ取り付けが完了したと思ったら、左右のどちらか、または上部の一部が正しく入っておらず、隙間が生じていることが非常に多い。
このケースに関しては、まず上部を慎重にはめ込み、左右から押さえ気味にフロントパネルへ押し込むように取り付ける。
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エアフローはフロント吸気で排気ファンがないSilverstoneらしい正圧。
サイドとトップがメッシュになっており、フロントからの空気がサイドとトップのメッシュから逃げるイメージ。
120mmの前面ファンは静音性も良く、ハードディスクの冷却に効果的。
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