制作の手順
使用したケースは見た目重視で、作りそのものは価格以下。いろいろと微妙な部分はあったが、使用したCPUのコストパフォーマンスがよく、意外とハイスペックで個性的なマシンに仕上がった。
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パーツの取付
ASUSのマザーボードはブルーのヒートシンクがカッコイイ。
静電気防止袋を下に敷いて作業開始。
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初めにCPUの取り付け。
CPUソケットのレバーを上げ、▲マークを合わせてCPUを載せ、CPUとソケットが完全にはまっていることを確認後、CPUを軽く抑えながらレバーを固定する。
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CPU冷却ファンはリテール品を使用。
リテール品には熱伝導シートが貼ってあるため、グリスを塗布する必要はない。
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ヒートシンクの間に通っている金具をソケットに引っかけて固定する。
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片側は若干、押さえ気味にして金具を引っかけ、レバーを下げて冷却ファンをソケットに固定する。
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メインメモリはメモリスロットのツメを起こし、メモリをスロットの溝に合わせ、ツメが倒れるまでメモリを押し込む。
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フロントパネルの裏はスカスカ。
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通電テスト
通電テストを実施。
フロントパネルからパワースイッチ・リセットスイッチ・ハードディスクLEDをマザーボードに接続。
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24pinの主電力と12vの田型を接続し、モニタとキーボードも接続。
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今回のマザーボードは通電するとLEDが光るため分かりやすい。
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電源を入れると、パワースイッチが赤く光る。
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起動時にDeleteキーを押してBIOSを立ち上げ、CPUを認識しているか確認。
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パーツの設置とケーブル接続
通電テストが無事に終了したため、電源ユニットをケースに固定。
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リアパネルをはめ込む。
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マザーボードを固定して、リアファンを接続する。
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光学ドライブとハードディスクを固定する。 |

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少々強引な裏配線も可能だが、光学ドライブの下に何もないため、敢えて裏配線にしなくても、余ったコードの逃がし場所はある。
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光学ドライブ・ハードディスクをSATAで接続。
今回のケースは光学ドライブにカバーが付いているため、ドライブの固定位置が出過ぎていると、トレイのオープンボタンと接触して、ボタンが押せなくなる。逆に、ドライブの固定位置が奥過ぎると、トレイのオープンボタンを奥まで押し込まないとトレイが出てこない。
光学ドライブは仮留めをして、カバーのボタンの押し具合を確認しながら調整。
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最後にケースファンを取り付ける。
ファンには左図のように、ファンの回転方向と風向きが矢印で記されている。
また、「リブ有」「リブ無」が存在し、リブとはネジ止めをする穴が筒状か、筒状でないかの違い。
リブ有りは固定するネジも長く、ファンをしっかりと固定でき、リブ無しはテーパーネジで手軽に固定できる。
風向きを確認してサイドパネルに固定する。
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テーパーネジでのファン取り付けは結構固い。
テーパーネジに限らず、ボルトでの固定は仮留めをして、対角に締め上げていく。
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ファンを固定したらマザーボードに接続。
マザーボード上で「CHA_FAN」や「SYS_FAN」と表記されているコネクタに接続すると、ファンの回転数がマザーボードで制御可能になる。
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冷却が弱いケースのため、ケースファンは見た目だけではなく、実用性も高い。
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静音性を謳ったケースファンだが、さすがに深夜になると風切り音が若干耳に付くものの、パソコンらしからぬ見た目は意外と高級感がある。
エアーフローは120mmのケースファンが吸気、80mmのリアファンと電源ユニットのファンが排気のため、僅かに負圧。
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